綱引を楽しむ

ルール審判員のシグナルと反則競技参加方法歴史

綱引きのルール (競技規則)

12人で1チーム・選手は8人

1チームの構成は、選手8人+交代要員2人+監督1人+トレーナー1人の計12人編成で競技にあたります。監督、トレーナーは選手が兼任してもOKです。

主審の合図に従って「プル」

"Pick up the Rope"(ピックアップ ザ ロープ)の合図で選手は綱を持ち、"Take the Strain"(テイク ザ ストレイン)で綱引の体勢に入り、"Steady"(ステディ) "Pull"(プル)で試合が始まります。 

オシリを床や地面につけたら反則

足以外の身体の部分が床と接触したり、床に座りこんだり、寝転んだりしたら反則。ストップしたままの状態で綱を引き続けることも反則ですが、この場合、反則をした人は綱から一時手を離し、体勢を立て直してから競技に復帰することができます。

ホットポジション・アンカー

チームの最後部に位置する選手はアンカーと呼ばれ、身体に綱を巻いたような持ち方をします。

4メートル引っぱった方が勝ち

地面に引かれた3本の線は、真ん中を「センターライン」、その2メール離れた位置に引かれた線を「2メートルライン」といいます。一方、綱にも3箇所の目印があり、センターマーク、2メートル離れた位置にホワイトマークがあります。2メートルラインとホワイトマークが重なる位置まで引くことで勝敗を競います。

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審判員のシグナルと反則

綱引競技を観戦する時のポイントとして、審判員の動作の意味がわかるとより楽しんで観戦できると思います。競技中によく見られる審判員の動作をいくつか説明いたします。

◆審判員のシグナル

号令ピック・アップ・
ザ・ロープ
Pick up the rope
テイク・
ザ・ストレイン
Take the strain
センター合わせ
Rope to center
ステディ
Steady
プル
Pull
シグナル
動作手の平を地面に向け、腕を体の前に伸ばす動作。両手の平を内側にして、頭上に伸ばす動作。片手で中央に寄せる必要のあるチームを招き寄せる動作。頭上に伸ばした両手の平を外側に返す動作。両手を振り下ろす動作。

◆競技中の反則

(1)シッティング(Sitting)
 故意に地面(床)に座った場合、又はスリップした後、直ちに綱引ポジションに戻れない状態。

(2)リーニング(Leaning)
足の裏以外の体の部分が地面(床)に触れた状態。

(3)ロッキング(Locking)
ロープの自由な動きを妨げるロープの持ち方。

(4)グリップ(Grip)
規定(規則第2の1、2)以外の握り方をした場合。

(5)プロッピング(Propping)
ロープが体と上腕部の間を通らず、かつ、腰部より下の位置で保持する状態。

号令シッティング
SITTING
リーニング
LEANING
ロッキング
LOCKING
グリップ
GRIP
プロッピング
PROPPING
シグナル
動作手の平を上にして、水平に左右に動かす動作。開いた手の平を地面(床)に向け、上下に動かす動作。持ち上げた腿に、肘を触れる動作。両手で握り拳(グリップ)を作り、前に出す動作。両手で握り拳(グリップ)を作り、身体に沿って持ち上げる動作。

詳しくは、「綱引ガイドブック」に掲載しておりますのでご参照下さい。

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競技について

◆競技区分

● 競技場インドア(屋内)・アウトドア(屋外)に区分
● 競技男子(Man)、女子(Woman)、男女混合(Mixed)に区分
● 年齢別○ シニア部門:18歳に達する年の初めから
○ 23歳未満部門:18歳に達する年の初めから22歳に達する年の末まで
○ ジュニア部門:17歳に達する年の末まで
● 体重別
○ フライ級400kg以下
○ バンタム級440kg以下
○ ウルトラ・フェザー級480kg以下
○ ライト・フェザー級500kg以下
○ フェザー級520kg以下
○ ジュニアライト級540kg以下
○ ライト級560kg以下
○ ライト・ミドル級600kg以下
○ ミドル級640kg以下
○ クルーザー級680kg以下
○ ヘビー級720kg以下
○ キャッチ級無制限
※ジュニア部門の体重別クラスは、競技会開催要項により決定されます。
 

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参加方法

(1)まずは大会要項をご確認ください
(2)選手権の部に出場の場合、競技者登録が必要です。競技者登録は、在住又は在勤・在学地の都道府県の綱引連盟に直接お問い合せください。出場資格を満たしている場合は、所属の各都道府県の綱引連盟又は主催の連盟に大会申込をしてください。

■ 都道府県連盟の詳細は|こちら
■ お問い合せフォームは|こちら

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歴史について

綱引競技の起源は、言うまでも無く世界各地で見られる様々な形での神事や、伝統行事としての「綱引」に諸資料からその源流を見ることが出来ます。
「綱を引く」と言う事は、世界各地で古代より儀式と信仰から始まり、豊作を祈る行事、争いごとを鎮める手段、領土を獲得する為のものなど、世界各地で様々な形態として見られます。
日本での「綱引」の歴史も古く、アジア諸国と同様、五穀豊穣や吉凶を占う儀式として各地で行われており、現在も日本の各地で伝統行事として様々な形の綱引が数多く行われています。
有名な綱引としては、北は秋田、大曲の大綱引、南は沖縄、与那原の大綱引など、いずれも豊作、豊漁を占う催事として行われ、現在でも多くの地域で伝統行事として引き継がれています。
神話の世界にも「綱引」は登場し、出雲風土記の「国引き」伝説などよく知られています。

このように、神事、伝統的行事としての「綱引」が世界の各地で引き継がれて現在でも行われています。
形こそ異なりますが、そこには勝ち負けの判定が存在し、そのためには一定のルールが存在します。
日本で競技として行われたものとしては、飛鳥、奈良時代の蹴鞠、打毬、投壷と言った貴族の遊戯に端を発するとの事です。鎌倉、室町時代に入って庶民の遊戯が盛んになり、首引き、指引き、腕押しなどとともに遊戯として「綱引」が行われるようになりました。この様子は、室町時代の作品「洛中洛外図」や、名古屋城の襖絵などにその情景が描かれ、庶民の遊戯として親しまれていたものと思われます。

日本での「綱引」は、明治以降国内各地で行われるようになった運動会の普及とともに、体育的行事の種目として現在まで広く行われています。明治13年には明治天皇が、吹き上げ御所で近衛兵による「綱引」をご覧になったと言うことが、明治天皇行幸年表に記録されているとの事です。

綱引競技とオリンピック

ヨーロッパでスポーツが組織されるようになり、クーベルタン男爵により古代ギリシャのゲームにならってオリンピックが復活されました。この近代オリンピックが始まったとき、アスレチック競技(陸上競技)の種目に綱引競技が含まれ、1900年の第2回パリ大会から1920年のアントワープ大会まで行われていました。

                        
開催地
1900 パリ(フランス) スウェーデン アメリカ フランス
1904 セントルイス(米国) アメリカ アメリカ アメリカ
1908 ロンドン(英国) イギリス イギリス イギリス
1912 ストックホルム(スウェーデン) スウェーデン イギリス -
1916 中止(第一次世界大戦)
1920 アントワープ(ベルギー) イギリス オランダ ベルギー

しかしながら近代オリンピックは、種目の増加、参加競技者の肥大化等が戦後の世界経済不況で問題化し、1920年を最後にIOC(国際オリンピック委員会)の投票により、綱引競技はプログラムから削除されました。

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